泣くこともある看護師だって・・・人間だもの

泣くこともある看護師だって・・・人間だもの
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皆さんは仕事上で泣くことってあるでしょうか?私は唯一一度だけ恥ずかしながら泣いたことがあります。

今日は泣くことについて考えます。

新人の頃に先輩や患者さんから怒られ泣いてしまうこともあるのではないでしょうか。

私は新人の頃は今よりゆるい病院にいたので、そんなに怒られず、男性看護師というのもあって大きなトラブルもなくスムーズに過ごすことが出来ました。

そのころ妻と出会いましたが、最初は相当やばいやつだったみたいです。

はい、ひねくれ野郎でしたw

仕事中の感情のコントロール

仕事中に泣いてしまうことは様々あると思います。

どんな時に感情が抑えられなくなるのか?

  • 先輩に怒られたとき
  • 患者さんに怒られたとき
  • 業務上ミスをしたとき
  • 看護師間のいざこざ
  • 患者さんが亡くなった時

看護師の仕事中に泣いてしまうことは概ねこんなことだと思います。

正直私はコミュ障もあり人前で泣くってどうなの?恥ずかしい。あり得ないって思っている派でした。

以前母ががんだったお話はしました。気になる方はこちらを読んでください。

母の場合は闘病生活が1年くらいあり、家族全員十分な準備も出来たこともあり、私は泣きませんでした。

たぶん人前で泣くのなんて恥ずかしいって思う部分もあったんだと思います

親の死の時くらい泣いてもいいですよね?今はそう思えます。

本当に感情を出すのが得意ではないので、素直に感情を出せたらどんなに楽なんだろうと思うことも多いです。

それは泣くことだけではなく、怒ったりですね。

感情を出して怒ることもほぼありません。

後輩に注意するときも静かに怒って注意するので逆に怖いと思われてしまっているようですw

意地悪な看護師や、嫌な患者さんからの対応で泣いてしまう看護師さんは結構います。

正直私と同世代の看護師は仕事中に泣いてどうするの?泣いたって何もならないからってスタンスの看護師が多いです。

泣くくらいなら成長してしっかりと仕事をして欲しいって意見もまぁ当然ですね。

泣いたところで、やってしまったミスは取り戻せないですし、患者さんの命にかかわることならなおさらです。

やはり女性が多い職場なので、細かいことで考えが違ったり、お互いに譲らず、いざこざになってしまう場面も良く見ます。

嫌ですね、女性の集まりって。すぐ陰で悪口言ったり、噂話したり。

ほんとネチネチして嫌いです。

基本そういう時は私は誰の味方にもなりません。どっちの味方をしても良いことはないですから。

そんな時は感情くらいコントロールしろよっていつも思っています。その場面の時だけは私不機嫌を表しているかもしれませんw

一度だけ泣きました

そんなスタンスで仕事をしているので、基本笑うくらいしか感情を出さない私ですが一度だけ泣いてしまったことがありました。

仕方ないかなと思う反面、恥ずかしかったなといまだに思ってしまいます。

患者さんが亡くなった時の話

その患者さんは、ある「がん」でステージⅣで治療も出来ない状態の患者さんでした。

しばらく自宅療養されていたんですが、体を動かすのが難しくなったため入院となった患者さんでした。

とてもやさしい患者さんで、看護師にも好かれていました。私がたぶん好かれていたと思います。

誕生日には誕生日パーティを病室で行って写真を撮ったり、本当に優しい患者さんというのは、看護師全体から好かれ、濃厚に関りを持つことが出来ます。

折角入院して治療を受けられる環境なのに、拒否したり文句言ったり嫌な患者さんは損してますからね。

その患者さんも徐々に状態が悪くなっていきましたが、最後まで意識がありました。

がんが進行すると痛みが強くなることがあります、とても苦痛は強いと思うので医療用の麻薬を使用して苦痛の軽減を図っていくことがケアになります。

その患者さんも医療用麻薬を使用していましたが、なかなか痛みのコントロールが出来ずに辛そうでした。

最後の日私は深夜勤で夜中から朝まで患者さんを看させていただきましたが、苦痛が取れず何度かDrへ電話して報告したのを覚えています。

その時の患者さんの言葉が忘れられません。

「ここなつちゃん助けて、助けてくれ」

普段からあまり希望を訴えてくることがなく、我慢も相当していたんだと思います。

辛くてもそんなこと一言も言わずに今まで我慢されていたんだと思います。

たくさんのがん患者さんを看させていただきましたが辛くないわけがないんです。看護師はきちんとわかっています。

私は訴えが少ない患者さんには、自分で訴えてくる患者さん以上に、声掛けをして何が必要か判断するように気を付けています。

ご家族も夜中付き添っていましたので、家族への声掛けも行います。

何とかDrより医療用麻薬の増量の指示があり苦痛は幾分落ち着いてきて少し安心していましたが、血圧がちょっとずつ下がってきていて、いつどうなってもおかしくないと判断していました。

朝方ご家族が一度帰られる様子だったので、嫌な予感がして引き止めました。息子さんも呼んでもらうように頼みました。

患者さんの状態が悪くなるとなるべくならご家族に付き添っていてもらいたい、最期の時は家族に看取ってもらいたいという考えでいつもいます、

朝8時過ぎにお亡くなりになりました。

息子さんも間に合い、ご家族でお看取りしてもらいました。

「ご臨終です」とDrから話され、その時私も自然と涙が流れてしまいました。

人前で泣いたのは人生でそれが初めてです。

緩和ケアのお医者さんがこんなつぶやきがあったので今日のテーマにさせていただきました。

感情のコントロールは必要だとは思います、しかしどうしてもコントロール出来ない時はあるようですw

頻回に泣くのはどうかと思いますけどね、それだけは認めません。

仕事で悔しい思いをするなら必死でスキルアップしろよっていうお話でした。

読んでいただきありがとうございました。

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