【入院の素朴な疑問】病室の種類・個室って誰が入るの?どうしたら入れられるの?

【入院の素朴な疑問】病室の種類・個室って誰が入るの?どうしたら入れられるの?
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病棟には行ったことありますかね?一度もお見舞いも行ったことないって人はあまりいないとは思うんですが病室には大部屋と個室があります。

今日は病室の違いについてみなさんの疑問にお答えします。

病室の種類

病院の大きさによっても違うとは思いますが、総合病院とかだと大部屋が10部屋と個室が10部屋まであるかどうかっていうくらいの病棟の配置になっていると思います。

大部屋は1部屋4人部屋が基本です。

厚生労働省によって1患者さんに対する病床の面積の基準が決められています。

新設(全面改築含む)6.4平方メートル以上 と決められています。

大きさで言うと4畳までいかないくらいの大きさを患者さん1人に対して病室では確保しないといけませんということです。

個室はもちろん一人の部屋ってことになりますので、広さ的には問題なく、ただ個室の場所によっても若干広さが違ったりするので、配置によってはむしろ大部屋より狭い、圧迫感を感じる可能性もあるということです。

どうでしょうか、病室の大部屋それくらい広いですかねぇ。

まぁベットだけの大きさじゃなくてロッカーやテレビ台の大きさも含めて一人これくらいの大きさって事だと思うので本当に入院したらストレスを感じる部分ですよね。

病室の選択

入院すると基本的には空いているベットを決められて大部屋に入院ってことになると思います。

あとは、患者さんの日常生活はどの程度出来るのかどうかっていうところの判断をして、病室の場所を決めますね。

やはり寝たきりの患者さんや、トイレ介助の必要な患者さんとかだとナースステーションから近い大部屋に入ってもらわないと、必然的に患者さんのところに行く機会が多くなりますので看護師は大変です。

あとは高齢の患者さんでもしかしたら認知機能(認知症)とかがあまり良くないかなと判断される場合もナースステーションから近い部屋になります。

他の病院はわかりませんが、私の病棟では2チーム体制で看護していますのでAとBの病室の並びがあって手前の2部屋ずつが介助の必要な患者さんが入る部屋と設定されています。

本当に患者さんの病状や認知機能の違いによって、同じ部屋だと他の患者さんが迷惑するかなっとか、痰がからむのが多くて痰の吸引を2時間おきにしなくちゃいけないとかそういう患者さんたちが同じ部屋になるように考えられています。

そういう裏事情はあまりわからないと思うんですが、基本的に自分でトイレに行けて洗面などが自分で出来る患者さんは奥の方の大部屋に入院となります。

そのため自分が入院したときに手前の方に入れられた場合は怪しいって思われている可能性はありますね。

病棟が混んでいて奥の方の部屋が空いていなかったって言うだけの可能性もありますが。

その場合、介助が必要な手前の部屋になってしまう場合もあります。

手前の部屋はどうしても排泄の自立していない患者さんのおむつ交換や、夜中も寝ないでしゃべり続けてる患者さんが入っていたりするので自立している患者さんは眠れないと思います。

奥の部屋が空いたら移すことも考えてもらえると思いますが、数日は覚悟しなくてはいけないかもしれません。

あまりにもひどい場合には特別に個室へって感じで移動してくれる可能性もあります。

個室の扱い

個室にはお金がかかると思っている方が多いんじゃないでしょうか。

個室でも種類があって一番広い個室が一番高い部屋。その他の個室は少し安くなっている部屋、そして重症の患者さんに入ってもらう個室、こちらはお金がかからない個室です。

大きな個室

病棟の個室の位置づけなんですが、大概は一番大きな個室は病棟の奥にひっそりとあると思います。

そちらが一番高い部屋になりますね。病院によって料金は違うと思いますが、1日10000円とかは超える病院が多いと思います。

小さな個室

基本的にナースステーションの周りにある個室でしょうか。

病院によっていろいろ配置があると思いますが、私の病院ではナースステーションから近いところにあります。

料金はこちらも病院によって設定が違うと思いますが大きな個室の半額ぐらいです。

重症患者さんの入る個室

小さい個室とその並びに一番ナースステーションから近いところにあるのが重症の患者さんの入るお部屋になります。

その名の通り状態の悪くなってきた患者さんを大部屋から移動してって感じで使用します。

入院時から血圧が低いとか、あとは感染性の腸炎とかそういう患者さんもこちらの個室に入ることがありますね。

どうしても重症の患者さんなので心電図モニターを見ながら何か変化があったらすぐに駆け付けることが出来るようにナースステーションから近いところに配置されてます。

その他にも重症個室は、入院して認知機能が悪化してしまって、暴れたり、夜中中眠らず声を出し続けたり、勝手に病院から出て行ってしまう可能性のある患者さん。

看護師の目が常に届くところにいてほしいっていう患者さんが入ります。

個室の利用番外編

上記に紹介した以外にも個室に入ることが結構ありますね。

いびき・はぎしり問題

大部屋はどうしても他の患者さんと一緒になっているので、ストレスは半端ないですよね。特に夜なんかはいびき・歯ぎしり問題が出てきます。

あまり歯ぎしりの患者さんは見たことないですが、いびきのひどい人は結構います。

普段からいびきかいちゃうって患者さんもいますが、どうしても体調は万全で入院しているわけじゃないので調子が悪くて声が出ちゃったり、いびきがひどくなったりしちゃう場合もあります。

あまりにもひどいと他の患者さんの療養に影響を及ぼすと判断したら個室へ移動促されることがあります。

そういう時は基本的に料金はかからないで入れてもらえると思うんですが、一応確認した方がいいですね。

個室は怖い

番外編最後にしますが、正直個室のお部屋は、1人部屋ですしテレビもイヤホン付けなくても良いし、他の患者さんへ気を使う必要がないのが一番いいですよね。

しかし看護師目線から言うと私は個室は嫌ですね。

まぁ日中とかなら気にならないですけれども、上で紹介したように

個室は重症の患者さんが入る所

      ↓

重症の患者さんは状態が悪くなると

      ↓

亡くなる

まぁ病院なので亡くなる患者さんはたくさんいらっしゃるんですが、その個室でどんな患者さんが亡くなってしまったとか考えちゃうんですよね。

そんなことを考えたら個室で夜電気を消して眠ることなんて出来ないと思います。

色々な考えがありますし、調子が悪すぎて知らない間に個室に入っていたってこともあると思いますがお金を払ってまで個室に入りたいとは思いません。

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